キャッチャー講座
01.キャッチャーの重要性
野球と言うスポーツは、9人個々の選手がそれぞれの役割をはたすことによりチームとして成立します。

多くの人たちはピッチャーが最も象徴的な選手だと思って観戦していますが、実はキャッチャーが最も重要な役割を担っているのです。
フィールドの中で、キャッチャーだけが全ての状況を見ることができます。キャッチャーは常に相手打者のクセや動きを読み、ピッチャーと阿吽の呼吸で試合を組み立てます。

野球のレベルにもよりますが、通常の場合キャッチャーが自身の責任のもとピッチャーにサインを出し、ピッチャーの感情もコントロールします。優秀なキャッチャーはピッチャーを上手に管理することができ、簡単にゲームをものにします。責任感の強さが勝利を呼び込むのです。
02.サインを導くキーを作りしっかり習得する
試合前にキャッチャーはコーチを含めピッチャーとミーティングを行い、その試合に向けたサインを導く“キー”を作っておくべきです。

キーとは、それを出した次のサインが球種を表すという約束事になります。キャッチャーの呼びかけで試合中にキーを変える事もできますが、ピッチャーやコーチを含め全員が統一した認識を持っていないといけません。キーを使い始めのうちはサインを盗もうとする相手チームの目を逸らせますが、それも使い続ければ読まれてしまいます。

ピッチャーとキャッチャーは試合中に混乱を起こさないように、優先するものを明確にして繰り返し練習しなければなりません。
03.サインの出し方
キャッチャーは相手チームの選手に盗まれない様に、隠しながらもできるだけ素早くピッチャーにサインを出したいものです。

野球のレベルが上がるにつれて多くの選手達も戦略的になり、キャッチャーが最も見やすい位置にいるセカンドランナーがサインを盗むようになります。独自の合図を用いることによって、打者やコーチにピッチャーが投げる球種を伝えるようになります。従ってキャッチャーは、相手チームのランナーやコーチから見えないように、グローブなどを使ってサインを隠すようにするべきです。またキャッチャーはできる限りサインを身体の近くで出し、それが低すぎたり高すぎたりして相手に伝わってしまわないよう態勢にも気を付けるべきです。

これらのポイントを頭に入れゲームに臨むことにより、相手チームからサインを見抜かれる可能性を取り除いてしまうことができます。
04.いろいろなパターンを使う
メジャーリーグで殿堂入りした捕手ヨギ・ベラの名言「野球は90%精神、あとの半分は体力だ」が表す様に、野球はいかに頭を使い相手の懐に入り込み、自分を有利な立場に置くかが勝負になります。

キャッチャーは、相手が自分たちのサインを読もうとしていることをよく考えておかなければなりません。読まれないようにするには、いろいろなパターンを使い分ける事が重要になります。キャッチャーが出す最初のサインだけで組み立てているようでは簡単に見破られて当然です。これでは相手チームに簡単にサインが読まれてしまい、それを利用して有利な状況を作られてしまいます。

先ほどの記述にあった様に、サインを引きだすキーをあらかじめ決めておき、相手に見抜かれる可能性を全力で取り除くためには、そのキーをイニングごとに変えていくことです。キャッチャーと言う役割は常に試合運びの要になるので、より良い結果を出すためにはそれなりの努力も必要となります。
05.「ゲームサイン」を使って、すれ違いをなくす
ピッチャーが勘違いをして、キャッチャーが出したサインとは違った球種を投げてしまうことをアメリカでは“Crossed Up(すれ違い)”と呼びます。例えばキャッチャーがカーブのサインを出しているのにピッチャーがストレートを投げてしまうと、パスボールを招いたり進塁を許したりするだけではなく故障にもつながりとても危険です。この“Crossed Up(すれ違い)”が起こる大きな要因は、キャッチャーの出すサインをピッチャーがはっきりと見えない時があるからです。

この問題の原因を解消するべく新しく開発されたのが「ゲームサイン」というキャッチャー専用の蛍光ステッカーです。

今まで間に合わせでキャッチャーたちが行っていたアイテムは、もう使う必要がありません。これまでは修正液やマニキュアを指に塗ったり、指にテープを巻いたり、時にはチョークを手に付ける選手もいたことと思います。これらは大変良く考えられた工夫ではありますが、様々な問題を引き起こしています。指に液体を塗るには時間と手間がかかりますし、テープは送球の邪魔になりコントロールを不安定にします、そしてチョークはすぐに取れてしまいます。

ゲームサインは爪に貼る蛍光色ステッカーなので、ピッチャーからの視認性が大きく向上します。着け外しの手間もかかりませんし、自分で簡単に着けることも剥がすこともできて、そして試合中は取れません。カラーもピッチャーから見やすい3種類の蛍光色(ホワイト、イエロー、オレンジ)から選べます。「ゲームサイン」を着ければピッチャーとのコミュニケーションもスムーズに行き、大きな試合の大事な場面で“Crossed Up(すれ違い)”する心配もありません。さっそく次の試合から「ゲームサイン」を着けてみませんか?これで自信を持ってサインを出せます!